昨日までの8月の終わりに、また、でたらめな都市伝説を語らせて頂いたのですが、いくつか気付いた点があるので、反省したいと思います…

 私は、リアリティのある恐怖こそが、都市伝説の醍醐味だ、と思っていますので、語る際には、何か小細工を弄する必要が出てきます。

 そのため、第1回の3話「がさつ姫」、「うらしま電話」、「長寿縁石」では、昔話や旧約聖書を引き合いに出したのですが、どうもフィクションを下敷きにしたところで、親近感は湧くものの、リアリティからは遠ざかるようでした。

 そこで、今回は現実味のある「地下鉄」や「リサイクルショップ」、「町はずれのトンネル」を舞台にしました。結果、リアリティについては、わずかに改善されたと思うのですが、根本的な問題があるような。どうも「怖くない」気がするのです。都市伝説は、怖くなければ、面白くないというのに…

 少なくとも私自身が「怖い」と思えなければ、怖い話にはなりえないと思います。次回があるならば、もう少し、自分自身の恐怖と向き合って、面白い話にしなければ…

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 【都市伝説反省会(2回目)】2022/9/1(木)

 今回の3話にも、一応、実体験があります。
 「傘男」は、モデルとなった方がいます。見た目は怪物ではなく、ただのおじさんでしたが、傘をたくさん持っていることやその言動、また、からまれた人については、ほぼそのままです。大阪メトロをご利用の方は、いつかどこかで出会うかもしれません。

 「ついてくる人形」に出て来る、リサイクルショップに人形を売りに行った人と言うのは、私自身のことです。知人に押し付けられた不用品のひとつでしたが、ただただ価値がなく、引き取ってもらえませんでした。

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 最後に「首吊りかずら」のモデルにしましたのが、この近所に垂れ下がっているつる草です。7月の中頃、一度、カットされて短くなっていましたが、また、ニョキニョキ伸びてきています。