「キャンベル・スープ缶」の絵を、いつ、初めて本で見たのかは忘れましたが、忘れられない何かを、誰しもの脳に刻んでくるのがあの絵です…

 しかし、刻まれたのは、芸術とは、アートとは、一体何なのか、ますます分からなくなる呪いのようなものかもしれません。
 なので、呪いを解くためにも、京都の回顧展には行ってみたいのですが、行けないかもしれないので、せめて模写などをしてみることにしました…

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 【回顧展は2月12日まで開催中】2023/1/7(土)

 本当は、絵と同じキャンベルのトマトスープを探していたのですが、見つからず、チキンヌードルスープでお茶を濁しました。アメリカでは、風邪の時に飲む母の味だそうな。味と同じ、濃い顔の母が浮かびます。

 絵に描いたモチに、モチ以上の価値が生まれるのが現代アート。
 ですが、その絵に描いたスープ缶が、どうにも「オシャレでカッコいい」ことだけは、私にもよく伝わります。
 そして、あまり深く考えてはいけませんね。呪いは深まるばかりです…