お正月気分が、カラダにへばり付いたまま落ちません。これは、まだ初詣に行っていないせいだ、と私の鈍い直感が訴えます…

 そこで、だらけた身体を引きずって、このお寺に向かいました。



 飛鳥~奈良時代に大活躍した僧、行基が開いた由緒正しきお寺です。

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 【2023年の初詣】2023/1/9(月)

 本堂を参拝した後、喜び勇んで、パワースポットに向かいます。こういう妙なのがあると、テンションが上がりますね。苔むした鳥居も良い感じです。

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 ここがその「聖観音出現の瀧」。段差だとか言わず、パワーを感じてください。
 ちなみに、私が一番パワーを感じたのは、マンガ4コマ目の「看板」です。あの看板が持つ勢いこそが、パワースポットだと私は思います。

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 1300年前、病に悩む聖武天皇の命を受け、仏像を探していた行基。16人の童子に導かれて、この瀧にやってきたところ、白髪の仙人が現われました。仙人は、行基に仏像を渡し、龍になって昇天したそうな。
 行基が手に入れた仏像は約5.5センチのミニ「聖観世音菩薩」像。これを天皇に捧げたところ、天皇の病は全快。そして、現地にこの像を祀ることとなり、水間寺が建立されたのです…

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 お寺には、他にも様々な石像や立派な鐘楼もあり、なかなか楽しめます。

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 さらには、道路を跨いだ裏山にもいくつかお堂があり、登ってゆくことで、運動にもなるのです。これは、お正月気分も落ちそう…

 >>【お正月気分に別れを告げて2】につづきます…